みんな素顔のままで生きていた。
生活が良く見える。働いている姿。祈っている姿。楽しんでいる姿。
何もかもが、第三者にもダイレクトに伝わってきた。旅をして写真を撮っていると、
こんな素顔のままの人々に会えるのが楽しい。いつまでも元気で、そして幸せにと願わずにはおられない。
道端には果物がよく売っている。 メロンは冷えてなくても美味しかった。
彼は、道端の店主。いい笑顔で応えてくれました。
寺の境内で水を汲んでいた。通りすがりにいちまい撮らせてもらった。
放牧に出会った。羊たちの群れが近づいてきた。遠くで見ると、
のんびりしているように見えるが、実際近づいてみるとかなりのスピードで移動している。
あっという間に駆け抜けて行った。
同仁のゴマル寺の大きなチョルテンの最上階で。下から見ると、
大したことがないけれど上がってみると結構恐かった。この僧侶は、最上階にあるお堂を管理していた。
お堂の中は極彩色の仏が無数にあった。
男の手には数珠があった。チベットでは必需品。口でお経を唱えながら、親指で数珠を回していく。
祭りを見に来た老婆。小さな雨が降っていたので、濡れないようにビニールを羽織っていた。彼女も数珠を回していた。
このあたりは農業が中心。夏は収穫時期。家族総出で刈り入れを行っていた。ここは裕福なのか機械を使っていた。
普通は脱穀は、道に麦を置いて車に引かせて行われている。
男の指輪。若い男の指にはたくさんの宝石が付けてあった。爪も良く手入れされている。結構オシャレなチベット人。
夏河にて。麦畑を前にして男がロバを散歩させていた。遥かむこうにはラプラン寺がある。牧歌的な風景。