ラプラン寺。1709年創建のチベット仏教寺院で、かつては3000人もの僧侶をかかえるチベット仏教学の大総合センター。
タール寺と同じく金色に輝く鳳凰のような屋根が重畳した大伽藍が標高3000mの山麓にそびえ立っている。
現在でも、500人以上の僧侶が寺院を守り、甘粛省だけではなく、青海省、四川省などのチベット族の信仰を受けている。
マスクダンスが行われた。内容は、仏教説話から取られている。
たくさんの現地の人々がやってきていた、民族衣装を身に纏った女性もたくさんいた。
祭りのためか人々の表情が柔和な感じがした。ラプラン寺の周りは、宗教色一色だった。
お寺の周りのはマニ車がたくさんあり、現地の人々が黙々とそれらを回しながら、静かに歩いていた。
ラブラン寺全景。寺のは周りは、僧坊がたくさんあった。ラブラン寺を中心とした町が出来上がっていた。
今日は雨模様。予定されていた寺の中庭から外の広場に祭りの場所は変更になった。僧侶が棒切れで、 地面に線を引いて準備が完了した。
祭りを見に来た若い家族。最初は照れて写真を撮らせてくれなかったが、並んで撮らせてくれた。みんな、正装をしてきていた。
男の子の表情が、ちょっと硬かった。
いよいよ祭りが始まった。 最初は、道化役が出てきて場を和やかにした。これから延々と法会が続く。
遠くから眺めると結構落ち着いて見ている感じがするが、実際は押すな押すなで、カメラを構えるのも一苦労だった。
お陰で、ピントの甘い写真ができた。祭りの関係者が棒切れを持って座るように歩いていた。実際に、ビシビシと叩いていた。
寺の中は広くて迷路のようだった。午後からは曇っていた天気も良くなってきた。
ひとつ裏道に入ると祭りの喧燥が嘘のようだった。一人の僧侶が歩いてきた。
お経が終わって僧侶達がお堂から出てきた。
もっと近づいて撮ろうとするとだめだと手を上げた。
僧侶の帽子は黄色かった。
マニ車を回す人々。
どんなことを思いながら、マニ車を回しつづけているのだろう?
町の中にも、長い回廊が会って、黙々とマニ車を回しながら歩いていた。