中国・甘粛省・青海省をゆく…『旅の日程』

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2000.8.4.〜2000.8.14.

天安門広場8/4(金)大阪→上海→北京
8/5(土)北京→蘭州
北京市内観光王府井(ワンフーチン)あたりの撮影。このあたりは5年前に来ていたが開発が進んでおり近代的なビルが建っていた。
【写真】天安門広場にて。10年以上前、この場所に立ったことがある。その時は、写真屋がカメラをぶら下げて、観光客を撮っていた。今はカメラも庶民の持ち物に成った。 こんな所にも中国の近代化が見受けられた。


蘭州市街8/6(日)蘭州→夏河
蘭州は久々の雨。白塔山公園の見学。
【写真】白塔山公園からの蘭州市内。左側に見える河は黄河。水は黄色く濁っていた。


ラプラン寺 8/7(月)夏河
ラプラン寺の法会の見学。ゲルク派6大寺の一つラプラン寺の仮面舞踏会を見学した。あいにくの曇り空。法会が始まるまではポツポツと雨が降っていた。境内の前にはまばらな人がいたが、法会が始まる頃には村人が観光客が集まってきて、押す押すなの大賑わいになっていた。
【写真】最初は踊り近くから撮っていたが、全体が見たかったので、少し離れたところから遠景で撮った。いい場所だったけれど、すぐに僧侶に追い出されてしまった。


農作業 8/8(火)夏河→同仁
同仁に行くまえに合作寺を見学した。
【写真】このあたりは、一面が麦畑。今、刈り入れの時期で、農作業をしている村人をよく見かけた。麦を放り投げて、実は重いので近くに落ちるのを利用して実を選別している。


農村風景/9(水)同仁
同仁近郊のチベット寺院を見学。ロンウー寺、ウトゥン寺
【写真】ゴマル寺から村の遠景。手前は麦の刈り入れ風景。遠方は規則正しく家々が並んでいる。


チュタン寺 8/10(木)同仁→西寧
チュタン寺の見学。午後、ダライラマ14世の生家を訪ねた。このあたりは麦畑が丘を包み込んでおり、緑の絨毯を引き詰めた風景だった。
【写真】チュタン寺。壁画で有名な寺。ここも文化大革命の時かなり破壊されてみたいだ。美しい壁画のあるお堂もその時は食堂に成ってしまい、お堂全体が煤けてしまっていた。


タール寺 8/11(金)西寧→青海湖
東関精真寺の見学。青海省博物館では1500年前に出土したシルクを特別に見せて貰った。日本人ではあまり見たことがない貴重な資料だった。青海省のあたりもシルクロードの一部だった。
ゲルク派6大寺の一つでツォンカパ生誕の地タール寺の見学。
日月山を越えて青海湖へ。
【写真】タール寺。このあたりの寺は平面的でなかなか絵になりにくい。出来るだけ荘厳さを出すために望遠で、甍の重なりを撮った。


五体投地 8/12(土)青海湖→小北湖→西寧
小北湖の見学。水が干上がっていた。
【写真】ラサに向かう青年僧。青年僧の身の回りの世話をする少年が自転車で同行していた。彼は立って拝んでひざまずき地面に全身を伸ばして自分の背丈だけ前に進んでいく。この動作を一年間繰り返してラサにたどり着く。


散髪やさん8/13(日)西寧→北京
【写真】柴禁城の周りでは、露天の散髪屋さんが営業していた。写真を撮っていると嫌がられた。以前はそんなことはなかったのに。これも時代の移り変わりだろうか?

8/14(月)北京→大阪


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