the Himalaya in India




山の地の意味を持つヒマーチャル・プラデーシュ州。
パキスタンと中国に挟まれた山の中に位置し、
その間をチナーブ、サトレジなどの諸河川が
狭い平地を形作っている。
インド領内だが、古くからラダック、ザンスカールなどの西チベット圏とともにグゲ王国との関係を
保ったラホール、 スピティー渓谷は、文化的にはチベット文化圏に属している。

キナール…ヒマーチャル・プラデーシュ州の州都シムラからサトレジ川をさかのぼるとキナール地方。
ここは西チベットのグゲ王国ぼ支配を受けなかったため、チベット仏教の僧院の数は多くない。

スピティー渓谷…キナールからさらにサトレジ川をさかのぼると、スピティー渓谷に入る。かつては、
ラホール、ザンスカールと共に西チベットのグゲ王国の支配下にあったため、チベットの僧院が数多く、
中でも、千年以上の歴史を持つ名刹タボ・ゴンパは有名。

ラホール渓谷…スピティー、ザンスカールと共に、かつてのグゲ王国に属し、
西チベットと交易路で結ばれていた。今は、マナリからザンスカールを経て、
ラダックのレーまで結ぶ中継点。

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