ベトナムの人口は 82,069千人(2004年) 首都はハノイ(Hanoi)で人口は300万人。ベトナムで最も大きな都市はホーチミン市で550万人。人口の8割以上がキン(京)族で、主に平野部に住み、他にタイ族、ムオン族、クメ-ル族など50以上の少数民族が山岳部に住んでいる。全人口の4分の3が農村部に住んでいますが、都市部への人口移動、都市と農村の所得格差が問題となっている。
公用語はベトナム語。北部、中部、南部で方言がある。少数民族には、独自の言葉を持っている民族もある。
人口の7 割が仏教(大乗仏教)を信仰してる。カトリック系キリスト教は10%程度。少数民族には土着の宗教を持つ民族もある。例えば、ザオ族は、万物に精霊が宿っているという観念を持ち、家の中の祭壇に先祖の霊を祀る。加えて、宗教、儀礼、日常生活などに仏教や道教の影響も見られる。